選抜の人数
乃木坂46のシングル表題曲は、全ての曲で3列のフォーメーションを採用。活動初期(6thシングル「ガールズルール」まで)に“16人選抜”が維持されるなど、デビューから2016年までは10人台後半で人数が推移していましたが、2017年の17thシングル「インフルエンサー」で21人選抜が採用され、初めて選抜人数が20人台に到達。これ以降は3期生や4期生の選抜合流もあり、20人前後の選抜というのが近年の傾向となっています。ちなみに、最も人数が少なかった選抜は、デビュー曲「ぐるぐるカーテン」など10作品での16人。最も多かったものは、「Sing Out!」、「しあわせの保護色」の2作品での22人となっています。
“福神”の人数
乃木坂46の選抜における特徴の1つとなっているのが福神制度。3列のフォーメーションの中で“フロント(1列目)”と“2列目”という前目のポジションに入ったメンバーが、全員福神メンバーと見なされ(3rdシングル「走れ!Bicycle」や7thシングル「バレッタ」での例外も存在)、初期の作品では7人前後が福神メンバーに。2014年ごろからは、フォーメーション構成や選抜人数の変化によって、10~14人が福神メンバーとなることが定番化しています。<選抜人数・福神人数・各ポジション人数>
歴代表題曲のフォーメーション
1stシングル「ぐるぐるカーテン」のフォーメーション
1stシングルは先述通り16人選抜。福神ポジションは、"生生星"のフロントにお姉さんメンバー4人の2列目という構成。
2ndシングル「おいでシャンプー」のフォーメーション
1stシングルと同じ16人選抜。センターに加えて、2列目のメンバー構成も1stから変動なしでした。岩瀬佑美子、畠中清羅、宮澤成良が初選抜、桜井玲香、中田花奈が初福神。
3rdシングル「走れ!Bicycle」のフォーメーション
1st、2ndと同じ16人選抜。7福神制度は維持されたものの、フロントと2列目の人数は計10人に増加となりました(桜井、高山一実、中田以外の7人が福神メンバー)。伊藤万理華、深川麻衣、若月佑美が初選抜、西野七瀬が初福神。
4thシングル「制服のマネキン」のフォーメーション
前3作と同じ16人選抜。秋元真夏が初選抜と同時に福神入りも果たし、福神の人数も初めて7人から8人に増枠となりました。
5thシングル「君の名は希望」のフォーメーション
16人選抜は変わらず、各列の人数、フロントと2列目のメンバーの顔ぶれ・配置も変動なし。伊藤寧々と永島聖羅は初選抜。
6thシングル「ガールズルール」のフォーメーション
"御三家フロント"という変化の一方で、選抜の人数(16人)や各列の構成人数(8-5-3)は前2作から変わらず。また、初選抜のメンバーが0人となった初の表題曲となっています。
7thシングル「バレッタ」のフォーメーション
2期生堀未央奈のセンター抜擢で、初めての17人選抜。フロントに5人が配置されたことで、唯一の"フロント人数>2列目人数"の表題曲となっています。また、衛藤美彩、川後陽菜、中元日芽香は初選抜で、若月は初福神。
8thシングル「気づいたら片想い」のフォーメーション
西野初センターで再びの16人選抜。2列目メンバー5人は福神に含まれず、5福神という人数は歴代最少となっています。樋口日奈、和田まあや、北野日奈子が初選抜。
9thシングル「夏のFree&Easy」のフォーメーション
17人選抜に戻り、福神の人数も初の2ケタとなる10人に拡大。交換留学生の松井玲奈がフロントに入り、前作で初めて2列目メンバーとなっていた深川は、今作で初の福神入りとなりました。
10thシングル「何度目の青空か?」のフォーメーション
学業による休業から復帰の生田絵梨花がセンターとなり、選抜人数は再び16人に。福神の人数は、前作と同じ10福神が採用されました。また、当時在籍の1期生で唯一選抜経験のなかった斎藤ちはるが、今作で初選抜。
11thシングル「命は美しい」のフォーメーション
西野センター復帰で当時史上最多の18人選抜。一方、福神の人数は3作連続の10人でした。相楽伊織が2期生3人目の初選抜。
12thシングル「太陽ノック」のフォーメーション
5th以来7作ぶりの生駒里奈センターで、2作連続の18人選抜。福神(10福神)や各列の人数(8-5-5)も前作と同数となりました。新内眞衣が2期生4人目の初選抜。
13thシングル「今、話したい誰かがいる」のフォーメーション
グループ史上初のダブルセンター表題曲。16人選抜は10th以来、1期生のみの選抜構成は6th以来となりました。齋藤飛鳥は初福神、深川は初フロント、衛藤は初福神で初フロント。
14thシングル「ハルジオンが咲く頃」のフォーメーション
卒業を控えた深川が初センターで、9th以来の17人選抜。10人という福神の人数は、これで6作連続となりました。
15thシングル「裸足でSummer」のフォーメーション
齋藤(飛)が初センターに抜擢され、2作ぶりの16人選抜。7作連続の福神10人布陣となった一方、初選抜メンバー0人という数字はこれで3作連続となりました。
16thシングル「サヨナラの意味」のフォーメーション
卒業する橋本奈々未が初センターを務め、史上最多を更新する19人選抜。福神の人数も、過去最多の11人に拡大されました。また、高山は初のフロントメンバー入り。
17thシングル「インフルエンサー」のフォーメーション
13th以来4作ぶりのダブルセンターで、グループ初の20人超えとなった21人選抜。福神の人数も、2作連続の最多更新となる12福神に拡大となりました。また、寺田蘭世が2期生5人目の初選抜、秋元が初フロント。
18thシングル「逃げ水」のフォーメーション
3期生2人のダブルセンター抜擢で、12th以来の18人選抜。また、史上初の各列同数(6人)のフォーメーション採用となり、3列目が6人以下のフォーメーションは、現時点でこれが最後となっています。
19thシングル「いつかできるから今日できる」のフォーメーション
「あさひなぐプロジェクト」参加メンバーの17人に、選抜常連の秋元、高山の2人が加わった19人選抜。3作連続のダブルセンター採用となりました。一方、11福神は3作ぶりで、伊藤(万)と井上小百合が初の福神入りを果たしています。
20thシングル「シンクロニシティ」のフォーメーション
白石麻衣が14作ぶりに単独センターを務め、3作ぶりとなる21人選抜。「逃げ水」と同様に各列同数の布陣が採用されたことで、福神の人数は史上最多の14福神に拡大となりました。また、久保史緒里が初選抜初福神、山下美月が初選抜初フロント。
21stシングル「ジコチューで行こう!」のフォーメーション
齋藤(飛)が15th以来2度目の単独センターで、前作と同じ各列同数(7人)布陣の21人選抜。鈴木絢音が初選抜で、梅澤美波と岩本蓮加が初選抜初福神。
22ndシングル「帰り道は遠回りしたくなる」のフォーメーション
卒業する西野が11th以来の単独センターを務め、3作連続の21人選抜。各列同数(7人)のフォーメーションも3作連続となっています。伊藤理々杏と佐藤楓が初選抜、梅澤が初フロント。
23rdシングル「Sing Out!」のフォーメーション
齋藤(飛)が単独センター復帰で、史上最多更新の22人選抜。14福神のフォーメーションはこれで4作連続となりました。また、渡辺みり愛、阪口珠美が初選抜、北野が初福神。
24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」のフォーメーション
4期生の3人(遠藤さくら、賀喜遥香、筒井あやめ)がフロント中央に抜擢され、6作ぶりの18人選抜。20人に満たない選抜人数は、2017年の19th(19人)以来およそ2年ぶりとなりました。
25thシングル「しあわせの保護色」のフォーメーション
卒業を発表した白石がセンターを務め、史上最多タイの22人選抜。シングル発売時に在籍している1期生11人全員で福神ポジションが構成され、樋口、和田は初の福神入りとなりました。また、3列目の11人という人数も史上最多に。
26thシングル「僕は僕を好きになる」のフォーメーション
3期生の山下が初めてセンターに選ばれ、19th以来7作ぶりの19人選抜。3作連続でフロントが同じ人数(5人)となった一方で、2列目メンバーが前作より1人増え、8作ぶりとなる12福神体制となりました。また、久保が初のフロント入りを果たし、4期生の清宮レイと田村真佑は初選抜。
27thシングル「ごめんねFingers crossed」のフォーメーション
27作目にして初の20人ジャストの選抜で、4期生の遠藤が24th以来3作ぶり2度目のセンター。フロントメンバーの人数は4作連続での5人体制で、福神の人数も前作と同じ12福神体制となっています。また、前作の4期生楽曲のセンターを務めていた早川聖来が、初の選抜入り。
28thシングル「君に叱られた」のフォーメーション
賀喜が歴代13人目(4期生2人目)となる表題センター。22nd以来の21人選抜で、「フロント5人、2列目7人」の12福神体制は3作連続での採用に。また、4期生の掛橋沙耶香が初の選抜入りを果たしています。
29thシングル「Actually…」のフォーメーション
2月にお披露目された5期生の中西アルノをセンターに抜擢。4期生が初めて選抜に入った24th以来の18人選抜で、10福神という福神の人数は2016年の15th「裸足でSummer」以来14作ぶりとなっています。また、中西に加えて、4期生の柴田柚菜も初の選抜入り。
30thシングル「好きというのはロックだぜ!」のフォーメーション
26th以来の19人選抜で、賀喜が2作ぶり2度目の表題センター。11福神は25th以来2年ぶりで、田村が初の福神入りを果たし、岩本は21st以来4年ぶりの福神復帰。29thアンダーセンターの佐藤(楓)が選抜復帰した一方で、金川紗耶と弓木奈於の2人の4期生が初選抜。
31stシングル「ここにはないもの」のフォーメーション
2作ぶりの18人選抜で、卒業する齋藤(飛)が23rd以来の表題センター。2作連続の11福神で、フロント5人の顔触れが変わらなかった一方、2列目では鈴木と金川が初の福神入り。また、阪口は23rd以来8作ぶりの選抜復帰を果たし、4期生の林瑠奈は初の選抜入り。
32ndシングル「人は夢を二度見る」のフォーメーション
グループ史上初めて1・2期生が不在となった32nd表題曲は、27th以来5作ぶりの20人選抜で、19th以来13作ぶりのWセンターを採用。佐藤璃果、松尾美佑の4期生2人と、五百城茉央、一ノ瀬美空、井上和、川﨑桜、菅原咲月の5期生5人が初選抜。
33rdシングル「おひとりさま天国」のフォーメーション
2作連続の20人選抜で、井上(和)が5期生では通算2人目の表題単独センターに。五百城と一ノ瀬が初の福神入りを果たした一方、伊藤(理)は23rd以来10作ぶりの選抜復帰。また、3期生の中村麗乃と5期生の池田瑛紗が初選抜。
34thシングル「Monopoly」のフォーメーション
3作連続の20人選抜11福神で、32nd以来2作ぶりのWセンターを採用。池田が初の福神入りを果たし、3期生の向井葉月、4期生の黒見明香、5期生の冨里奈央が初選抜。
35thシングル「チャンスは平等」のフォーメーション
4作連続の20人選抜11福神で、卒業シングルとなる山下が9作ぶりの単独センターに。在籍中の3期生全員が選抜に入り、グループ最年長の吉田綾乃クリスティーが初の選抜入りを果たした一方で、福神では4期生の弓木が初の福神入り。
36thシングル「チートデイ」のフォーメーション
6作ぶりの19人選抜で、11福神は7作連続。また、井上(和)の表題センター担当は3作ぶり2回目。グループ最年少の小川彩が初選抜初福神初フロントに抜擢された一方、池田も初のフロントメンバー入り。
37thシングル「歩道橋」のフォーメーション
2作連続の19人選抜で、11福神は8作連続。遠藤の表題センターの単独での担当は、27th以来10作ぶり3回目。また、4期生の林が31st以来6作ぶりの選抜復帰を果たし、5期生の奥田いろはが初の選抜入り。
38thシングル「ネーブルオレンジ」のフォーメーション
3作連続の19人選抜で、11福神は9作連続。Wセンターの採用は34th以来4作ぶり4回目で、中西は29th以来9作ぶりのセンター。